Pythonで現在の日付や時刻を指定したフォーマットで取得する
Pythonで現在の日付や時刻を指定したフォーマットで返す関数について紹介します。
・SQLに日付のみを入れたい場合や、時刻のみをいれたい場合
・処理上ミリ秒まで管理したい場合
等がつかいどころとなります。
Pythonでシステム日付や時刻を出力するサンプルコード
まずは、get_datetime
関数のサンプルコードを紹介します。
import datetime
def get_datetime(format_type):
"""
現在の日付や時刻を指定したフォーマットで返す関数
Parameters:
format_type (int): フォーマットの種類を指定する整数値 (1から8)
Returns:
str: 指定したフォーマットで整形された現在の日付や時刻
"""
current_datetime = ""
if format_type == 1:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y/%m/%d")
elif format_type == 2:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y-%m-%d")
elif format_type == 3:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%H:%M:%S")
elif format_type == 4:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%H:%M:%S.%f")
elif format_type == 5:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y/%m/%d %H:%M:%S")
elif format_type == 6:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y/%m/%d %H:%M:%S.%f")
elif format_type == 7:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S")
elif format_type == 8:
current_datetime = datetime.datetime.now().strftime("%Y-%m-%d %H:%M:%S.%f")
return current_datetime
##############################################################
# 関数のテスト
if __name__ == "__main__":
print(get_datetime(1))
print(get_datetime(2))
print(get_datetime(3))
print(get_datetime(4))
print(get_datetime(5))
print(get_datetime(6))
print(get_datetime(7))
print(get_datetime(8))
上記のコードは、datetime
モジュールを使用して現在の日付や時刻を取得し、指定したフォーマットで整形して返す関数です。get_datetime
関数は、format_type
という引数に整数値を指定することで、取得したい日付や時刻のフォーマットを選択できます。
例えば、get_datetime(1)
とすると、日付を”yyyy/mm/dd”形式で返します。同様に、get_datetime(2)
は”yyyy-mm-dd”形式の日付を、get_datetime(3)
は”hh:mm:ss”形式の時刻を返します。また、format_type
の値に応じて、さまざまな組み合わせの日付と時刻のフォーマットも取得することができます。
使い方の例
上記のサンプルコードを実行すると、指定したフォーマットで整形された現在の日付や時刻が出力されます。以下に、実行結果の例を示します。
2023/05/30
2023-05-30
17:03:42
17:03:42.256385
2023/05/30 17:03:42
2023/05/30 17:03:42.256385
2023-05-30 17:03:42
2023-05-30 17:03:42.257386
これらの結果からわかるように、get_datetime
関数は要求に応じたフォーマットで日付や時刻を取得することができます。フォーマットの種類に応じて、年、月、日、時、分、秒、ミリ秒の情報が正確に整形されています。
最後に
この記事では、Pythonで現在の日付や時刻を指定したフォーマットで返す処理について紹介しました。
このサンプル関数を使用することで、システムの日付や時刻を必要な形式で取得することができます。また引数の追加で年を2桁で取得等改造も可能です。
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